文化・芸術

2008/01/29

オーチャードホール

行ってきました、オーチャードホール。
搬入は25日(金)。約束の11:00にホールへ。
ワゴン車にいっぱいの資材を下ろし、スタッフと一緒に一気に運び込みました。雑誌担当の方々にもお手伝いいただいたので、会場への運び込みもとてもスムーズに完了。T様、N様、ご協力ありがとうございました。
Or5_2さて、今回の仕事で制作した作品点数は4点。うち2点は、エントランスを入って大きく広がった空間の両側に、回り込むように2階に続く階段の横に配置しました。作業は1階で。大きなシートを敷いて2点のベースになる高さのある花器を2体並べて作業を始めました。
Or7_21階に配置する作品については、主催者である光藍社さんのリクエストである「バレエそのもののエレガントさや気品あふれる雰囲気」を表現することがテーマでした。2体のうち1つは、ゴールドを基調にした花器にピーチカラーのオーガンジーとアイボリーのチュールでチュチュを表現。そのベースには大輪のバラや桜、カラー、ユリなどをアレンジ。もう一つはシルバー基調の花器に白にブルーやパープル、きらきらとしたラメの資材を散りばめて。バレエの「ドン・キホーテ」は、主人公のキトリとバジルというカップルが結婚にいたるまでのストーリーということで、ウェディングも少々意識したアレンジメントになっています。

裏側からみた作品
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どこから見てもお花がたっぷり
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制作中~(スタッフによる撮影)
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階段上を見上げるように
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Or62階では、「ドン・キホーテ」のストーリーやスペインをイメージした作品を展示。階段を上がった右手通路側には、キトリが舞台の中で使用する扇子をモチーフにした作品を展示しました。ブラックとレッドをベースにチュールや羽を使用し、ドラマティックに。外側の黒い枝に取り付けたラメ付きの羽は、3月開設するウェブ販売の商品にも登場する予定です。

Or4_4最後に、階段上った左手の通路側(ドリンクバー前)には、「ドン・キホーテ」の物語にもバレエの舞台上にも登場するドン・キホーテvs風車を私なりに花で演出してみました。
大きな風車(写真左)に立ち向かう老騎士の姿(写真右)です。風車の中の白いクルンとした資材は、風車から起こる風を表現したものです。写真右のドン・キホーテは槍と楯をもって風車に立ち向かっている・・・つもりですが、皆さんにはどのように映りますでしょうか。

16:00から撮影と聞いていたのですが、作業は15:00迄には終了してしまい、遅めのお昼を済ませて撮影と取材の方々をお待ちすることに。。。しばしの休憩をとって、撮影と取材を終えた私たちは、お茶をした後そのままバレエを鑑賞しました。
「ドン・キホーテ」はいわゆる正統派のバレエ舞台とは一味違い、滑稽な場面も多く、楽しく観ることができました。衣装も素敵でしたし、ダンサーたちも魅力的でした。私たちスタッフの中では、バジル役の男性よりもエスパダ役の方が「踊りが上手い」と好評でした(^^)。

搬出は次の日の26日。夕方搬出準備で会場付近に車を止め待機していると、なにやら会場前には女性の人だかりが。。。そして、しばらくするとレニングラード国立バレエのバレエ部門芸術監督のルジマトフ氏が現れました。スタッフの一人は何気に、そしてドサクサにまぎれて彼の写真を撮影してました(笑)。

過ぎてしまうとあっという間。
けれど、とても充実したお仕事でした。
オーチャードホールの方々、光藍社の方々、そして美研インターナショナルの皆さま、このたびは素敵な機会をいただき、ありがとうございました。


芦屋には27日(日)に帰ってまいりました。
途中、諏訪湖のパーキングエリアに立ち寄ると、諏訪湖は凍っていました。
ショコラ、寒そうです。
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来週末も東京です。某会社でお花の演出のお仕事が入っています。

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2007/10/15

本当にありがとうございました!

以前よりおしらせしていた国際フラワーエキスポ(IFEX)2007は無事終了いたしました。

Img_2663おかげさまで3日間を無事終えることが出来ました。これもひとえに応援してくださる皆様の温かいお声によるものと、この場を借りてお礼申し上げます。

また、遠いところ本当に多くの方々がブースへ足をお運びいただき、まことにありがとうございました。そして、諸事情でお越しいただけなかった方も、メールやお電話などで温かい言葉をかけてくださいましてありがとうございました。言葉では尽くせないほどの感謝の気持ちでいっぱいです。

皆様の応援に心を強くしたとともに、これからますます楽しい企画を考えてまいります。

さて、今回の記事では、そのブースの様子をお伝えしたいと思います。

私たちル・フレールのブースのテーマは「花嫁の控え室」。
Img_2682このテーマを思いついたときに、やはり目を引くのはウェディング・ドレスだと、まず制作に取り掛かったのが左のドレスです。勢い勇んで手芸店で材料を揃え、家に戻ってみてふと考え直したら、ミシンは実家に・・・。
「仕方ない・・・。」と手縫いしました(汗)。とんでもないことをしてしまったと、制作途中若干の後悔もありましたが(笑)、乗りかかった船に途中下船も出来ず、何とか仕上げました。ドレスの裏地として使ったチュール2種類とサテンは、単品なら軽いものですが、これが合わさると意外に重くて(^^;)。それでも何とか丸々2日くらいで完成。この後で何もする気が起きなかったのは言うまでもありません(笑)。
ドレス前方にはプリザーブドのブーケと同じバラの花びらを散らし、ボンボニエ(ドラジェを包むふわふわとしたラッピング)を置きました。

さて、今回の搬入日は9日と10日。私たちは9日に現場入りし、生花意外はほとんど初日に仕上げてしまいました。10日の搬入日昼ごろには、ほぼブースのディスプレイが完成。このあとル・フレールのスタッフと一緒に舞浜のイクスピアリへ行って来ました。やはり仕事にはメリハリが大事ですからね♪
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ル・フレールのブースは会場の右端でしたが、角小間でしたので、小さくても少々広めに感じます。壁は2面使えました。一つの面には主に造花やプリザーブドを使った装飾品と、今回エキスポ用に特別販売したコサージュ(大変人気で初日から売れ行き好調。3日目にはほぼ完売しました。ご購入くださった方々、ありがとうございます。)を展示。透明のボックスなどを使ってディスプレイしましたが、大変ご好評をいただきました。
多くのフラワーデザイナーや生花店の方々も、コサージュに注目してくださいまして、嬉しく思います。
どうぞお教室のレッスンや新しい商品のアイデアとしてお役立てくださいましたら幸いに存じます。
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ここに何点かご紹介いたします。
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さらに、海外の方々に特に人気だったのが、こちらの渋い色合いのもの。

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そして、もう一方の壁にはプリザーブドブーケやガーデンの一角を持ち込んだような雰囲気のあるアレンジメント、そしてその横には大きな扇形のアレンジメントを置きました。

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全体的に柔らかでナチュラルな色使いを心がけました。控え室で緊張する花嫁さんをリラックスさせる温かみのある色合いです。こちらも会期中人気のアレンジメントの一つでした。
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こちらのアレンジメントはオーヴァル型の花器にワイヤーを補助的組み、いけばなの投げ入れの要領で活けたファン・シェイプです。オアシスに茎をかっちりと埋め込むような活け方ではないので、花器から伸びるラインがしなやかに仕上がります。そよ風、吹き抜けているでしょうか。。。

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終わってみたらあっという間の3日間でしたが、これからが本番。単なるお祭りで終わらせることなく、次の機会へつなげて行けるよう、スタッフともども努力していきます。
どうぞ、今後ともル・フレールへの応援をよろしくお願いいたします!


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2007/04/30

そうだ、京都行こう・・・(再び)

今日は、本当に思いつきで夫と二人京都へ赴きました。
夕方5時に友人と芦屋で待ち合わせがあるので、朝9:30ごろに家を出て。

この時期、京都のいたるところで見かける新緑のモミジの美しいこと。下から眺めてみました。

Momijig

今日は南禅寺から南下するコースを取りました。とりあえずバスで南禅寺付近まで。
とはいえ今はゴールデンウィーク真っ只中。バスへ乗れたはいいけれど、清水付近では思ったとおりの大渋滞で車は動きません。やっとの思いで通り抜け、動物園付近でバスを降り、南禅寺まで歩きました。

南禅寺といえばやはり「ゆどうふ」。日本最古の湯豆腐屋さんという「奥丹」さんんへ。

Okutan

メニューはゆどうふセットしかありません。この他ビールやお酒も頼めます。
初めに運ばれてきたのは、胡麻豆腐ととろろ。このとろろは後で来るご飯と一緒にいただくとして、まずは胡麻豆腐を一口。。。あぁ~美味しい。幼い頃から「胡麻大臣」として家族や知人に知られる私としては至福のひととき。滑らかなお豆腐と程よいお味にあまりツンとこないわさびがよく合います。胡麻のコクがしつこくなく、飽きのこない美味しさ。
次は木の芽の田楽。これがもう、2つで十分なのにお皿には5つも盛られてきます。柔らかな甘味と木の芽の香りが優しいお味でした。
そして、湯豆腐。結構量があります。夫と二人でも食べきるのがやっとといった感じでした。この他精進天ぷらとご飯、たくあん、玄米茶がついて¥3,150です。
お店に入る前に見かけた古ぼけた色の写真を見る限りでは、余り大きな期待を抱いておりませんでしたが(お店の方ごめんなさい・・・)、とても美味しくお腹も一杯になりました。

そして、店を出てすぐ目の前の南禅寺へ向かいました。こちらへは何度か訪れたことがありますが、門の上に上ったことは無く、今回トライしてきました。

Nanzenji2

新緑に囲まれて見る眺めに癒されたのはいいのですが、おりるときの階段の急なこと!
長いスカートやパンツ姿で上り下りする際はご注意ください。

南禅寺付近で見つけた鮮やかな山吹の花。幼い頃庭にあったヴォリュームある山吹の花を懐かしく思いました。

Yamabuki

今日の京都は快晴。陽がサンサンと照りつけており、日焼け止めを塗って日傘を差していたのに肌が少々ヒリヒリするほどでした。南禅寺から平安神宮前を通って、知恩院を過ぎ、円山公園を横切って八坂さんを通り高台寺付近までお散歩したのですが、いい汗をかきました。

やっぱりいつ行ってもいいですねぇ~、京都は。
明後日は京都からの生徒さんのレッスンなので、きっとまたお話が弾みますね^^。

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2007/04/18

京都との縁

最近、「京都」と縁があります。
生徒さんの一人で能面作りを習っている方がいらして、今日はその先生と生徒さん方の作品展示会のために京都の文化博物館まで足を伸ばしてきました。

会場では撮影禁止でしたので画像をお見せできないのが残念ですが、とても興味深く拝見してまいりました。

よく愛想がなかったり表情のない人に対して「能面のような顔」などと表現するのを聞いたことがありますが、いやいやどうして、同じ題材で作られた作品も一つ一つ表情が違うのです。その人その人の癖や技術にもよるのでしょうね。本人にも似てくるなんてこともあるそうですよ。
また、一つの面をじっくり観察していると、第一印象では見えてこなかった表情も見えてきたりするのが不思議です。
初心者は幼女のお面から始めるのだそうです。会場中心部にはその制作工程が分かりやすく展示してあり、とてもよく理解できました。
お面には目や鼻に穴がありますが、通常女性の面は目の穴が四角なのです。しかし、「般若」や「蛇(じゃ)」のように狂気に変貌した姿などのお面はその穴が丸くなっています。
生徒さんのMさんは恵比須さんを制作されていました。見るだけで楽しくなる表情豊かな作品で、Mさんの優しさやエレガントで大らかな雰囲気がかもし出されていました。

幼い頃、祖父が書や日本画、面などを我が家に持ってきては飾っていたのですが、夜薄暗い光に照らされた廊下にあった能面の横を通るのが怖くて怖くてしかたがありませんでした。確かに、ものによっては飾るのを躊躇してしまいそうな面もありますが、今はこの日本の伝統芸能の奥深さ、素晴らしさをじっくりと鑑賞することができるようになりました^^。

帰りは錦市場でお買い物。美味しい出し巻き卵や京のお漬物などを購入♪

貴重な時間を過ごさせていただくことができました。Mさん、今日は本当にありがとうございました。

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2007/04/13

美しき姫路城

このところいいお天気が続いていますね。
お教室の庭にもお花を増やして春満開です。

昨日はお休みが出来たので、お天気もいいし姫路まで足を伸ばしてきました。
姫路といえば姫路城。国宝であり世界文化遺産に指定されている美しい城です。高くそびえる白亜の城の姿が、空を舞う白鷺のようであることから白鷺城(はくろじょう、しらさぎじょう)と呼ばれています。城周りの広場などを含めた全面積は233ha。
その名のとおり、エレガントな佇まいを持つ実に美しい建築物です。

Himejisakura2

昨日は桜が満開で、白亜の城にとてもよく栄えていました。

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天守閣までもうすぐ。

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天守閣の真下に来ました。天に向かってそびえる姿には威厳すら感じます。

Tenshukaku3


城へ向かう途中、色々な桜が見事に咲き乱れており、城見学を一層盛り上げてくれます。

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桜越しに空を見上げてみました。

Sakura2

きっと他の時期でも楽しめる場所だと思いますが、桜咲くこの季節はオススメです。桜が演出する舞台に佇む城の美しさはまた格別です。
日本の文化、芸術、歴史の奥深さ、美しさを再認識する小旅行でした。

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2006/10/21

Bravo, Lang Lang! (ランラン)

今日は、兵庫県立芸術文化センターにいってきました。
このホールは、2005年10月阪急西宮北口駅付近にオープンした新しいホールです。クラシックのコンサートやオペラ以外にもジャズ、バレエなどが常に催されていますが、私も幾度となく足を運んでいます。

今日は、ずっと楽しみにしていたランランのピアノ・リサイタル。中国出身のピアニストである彼は、世界でもっとも高く評価されている若手音楽家の一人です。
以前記事にしたキーシンも天才的な技巧の持ち主ですが、ランランもまた、そのひとり。個性こそ違いますが、その卓越した演奏術には心奪われるものがあります。
モーツァルトのソナタでは、彼の指はピアノの上を跳ね回ります。つむぎだされた音はじつに軽快で、聴いていて楽しくなってしまいました。ショパンのソナタ(3番)、シューマンの子供の情景、リストのペトラルカのソネットなど、じつに色彩豊か。私はよく、印象に残る曲を聴いているときに頭の中にその場面や色彩が出てきたりするのですが、今日の演奏はすべてにおいてそうでした。

また、ラフマニノフやリストのハンガリー狂詩曲などの激しい曲を弾いていても、一種の気品が感じられました。よく、ピアニストで見ていて嫌なのは、弾いているときの表情や身体の動きだったりします。あまりに音楽の中に入り込みすぎて、(本意でないのかもしれませんが・・・)押し付けがましい表情になっている人を見ることがあります。感情のうごめきをも表現するという気持ちは理解できるのですが、自己陶酔の表情は、聴いている方としては、平常心で見ることが辛くなることさえあります。
その点、ロシアのピアニスト、ミハイル・プレトニョフなどは紳士的で気品に満ち、堂々と、そして淡々とピアノの前で演奏をしますが、その演奏は情熱的で鬼気迫るものがあるのです(曲に寄りますが)。
ランランも、その押し付けがましさがありませんでした。それはかれの立ち居振る舞いにも表れていました。だからこそ多くの人を弾きつけて止まないのでしょう。演奏終了後は拍手が鳴り止みませんでした。私は真っ先にスタンディング(笑)!
そして、笑顔でアンコールも3曲。曲紹介では、日本語でちょっとご挨拶。会場は暖かい笑いと拍手で返します。その後英語で曲の紹介をし、湖に浮かぶ月の姿をイメージした中国の曲を弾き始めました。
日本のおぼろ月夜を弾き始めたときは、何となくこみ上げてくるものがありました。なぜでしょう。音楽というものは人の心を素直にするものだなぁと改めて感じました。
最後は若さの一曲(笑)!くまん蜂の飛行です。お見事、ランラン!本当に満足のリサイタルでした。

<プログラム>
モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第10番 ハ長調 K.330
 第一楽章 アレグロ・モデラート
 第二楽章 アンダンテ・カンタービレ
 第三楽章 アレグレット

ショパン:ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 op.58
 第一楽章 アレグロ・マエストーソ
 第二楽章 スケルツォ-モルト・ヴィヴァーチェ
 第三楽章 ラルゴ
 第四楽章 フィナーレ-プレスト、ノン・タント

     ~Intermission~

シューマン:子供の情景 op.15
 知らない国々
 めずらしいお話
 鬼ごっこ
 おねだり
 満足
 大事件
 トロイメライ
 炉ばたで
 木馬の騎手
 むきになって
 びっくり
 子供は眠る
 詩人は語る

ラフマニノフ:前奏曲 変ロ長調 op.23-2

ラフマニノフ:前奏曲 ト短調 op.23‐5

リスト:「巡礼の年 第2年」から ペトラルカのソネット 第104番
リスト:ハンガリー狂詩曲 第2番 嬰ハ短調(ホロヴィッツ編)

<アンコール曲>
呂文成/平湖秋月

おぼろ月夜

リムスキー=コルサコフ/くまん蜂の飛行

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2006/09/16

活けこみ 山村サロンにて

このところ所用が多くブログの方を休んでおりました。
体調が悪くなったわけではありませんので、ご心配いただいた方ありがとうございます。

さて、今日はご近所のピアノの先生を通じてお友達になった声楽の先生主催のコンサートが芦屋の山村サロンで行われ、その活けこみに行ってまいりました。お花は彼女のラッキーカラーをチョイス。
For_loti_2

<使用した花材>
アンスリウム ラピド
バラ デリーラ
バラ ブラックビューティー
デンファレ ミスティーン
スナップ(金魚草) ポトマックホワイト
イタリアンルスカス
ナルコ
ピトスポラム
レザーファーン

山村サロンは芦屋駅前のラポルテ3Fにあります。
Yamamura

Yamamura2

歌(声楽)以外にも、ピアノ、ヴァイオリン、二胡という楽器も含め11名の方々による演奏が行われました。
以下プログラムです。
Program_3

今回は、開演直前には舞台上が慌しくなるということで、予めアトリエで活けた花を持ち込むという形をとりました。コンサートの開場は13:45ということで、13:15ごろに現場に到着し、リハーサルの間にアレンジメントをセッティング。

このサロンでは、舞台が能の形式をとっているので、バックにある大きな松が少々気になるところです(笑)。
Butai2

Stage1

活けこみ後は、コンサートを拝聴しました。
伸びやかな歌声が会場に広がります。
Kt

KTさん、素敵な経験をありがとうございました。

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2006/08/07

懐かしきルーブル

夕方になって仕事もひと段落しふと外を見ると、まだ夕日に染まっていない青々とした空が、隣家のクリーム色の壁にゆるく反射したオレンジ色に映えてとてもきれい。オレンジ色とブルーは反対色に近い色の組合せですから、反発して互いの色をより鮮やかに見せる効果があるからでしょうか、そのコントラストはとても美しく、しばし外を見つめてまったり。
一日のほんの一瞬の出来事ですが、私にとっては癒しの時間です。

本を読んだり、自然を愛でたり、芸術鑑賞をすることは、作品作りにも繋がることはもちろんですが、単に脳への栄養になったり、目の保養になったり、心の安定剤となるので、私にとっては大事なことです。
・・・が、最近この暑さと忙しさに感けて、美術館から足が遠のいています(反省)。けれどもそんなときは、本や画像を眺めて楽しんでいます。

今日はなんとなく彫刻が見たくなり、以前撮影した写真を眺めていました。
画像は、ルーブル美術館とそこに展示されている何点かの彫刻です。

Dscf0338

Venusアフロディーテ像(通称: ミロのヴィーナス(Venus de Milo))

「ミロのヴィーナス」という名は、通称なんですよね。

ギリシャ神話の愛と美の女神、アフロディーテの像です。

この像は、ルーブルでも人気の大理石彫刻の一つ。

エーゲ海のミロス島というところで発見された像ですが、初めは2つの断片がある農夫に発見され、後に他のものによっていくつかの断片が発見されたようです。農夫は断片を隠していたのですが、トルコの官吏に没収されました。最終的にはフランスのお偉方がフランス大使に頼み込み、これをトルコ政府より買い取って修復。その後国王のルイ18世に献上されたこの像は、ルーブルに置いたとか。

この発見から美術館に納められるまでの経緯は色々な説明がされているので、ご興味あるかたは調べてみてくださいね。

サモトラケのニケ(Nike)

Nike1

サモトラケのニケ(全体像)

Nike2

天使:しぐさが可愛らしくて思わずシャッターを切った一枚です。

Angel

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2005/01/21

お気に入りのステンド・グラス

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NotreDame私のお気に入りのステンド・グラス(Stained Glass)は、パリのノートルダム大聖堂にあります。ノートル・ダム(Notre Dame:我らの貴婦人)は、ゴシック建築を代表する建物として知られる世界遺産の一つ。セーヌ川に浮かぶシテ島に位置し、聖母マリアに捧げられた教会として知られています。上のステンド・グラスの写真は、3つのバラ窓と呼ばれるうちの一つを撮影したもの。外からの光を受け、広々とした大窓のステンド・グラスが神秘的な光を放っています。しばし心を奪われます。

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2004/06/23

オペラ: ナクソス島のアリアドネ

私が初めて体験した本格的なオペラは、パリのオペラ・バスティーユ(Opera Bastille)で観たヴォツェック(Wozzeck, アルバン・ベルク台本・作曲)です。現代オペラの最高峰と言われている作品ですが、内容はというと、私のようなオペラ初心者の抱くオペラに対するロマンティックなイメージとは程遠く、戦後の後遺症で精神障害に陥った兵士の妻に浮気疑惑が浮上し、遂には幻覚状態のまま妻を殺し、自らも血の海の中で死んでいくという、何とも痛ましいストーリーです。本当はオペラ観賞デビューをプッチーニやヴェルディのロマンティックな作品で果たしたかったのですが、クラシック狂の夫の「ヴォツェックなんて、そう滅多に上演されるものじゃないんだから」の一言で止むを得ず。(苦笑) ホント、これは玄人向けの作品で、初心者には絶対オススメ出来ません。(笑)
さて、昨晩ロイヤルオペラハウスでリヒャルト・シュトラウス(Richard Strauss)作曲による「ナクソス島のアリアドネ」(Ariadne auf Naxos)を観てきました(なんで今度も「トスカ」とか「椿姫」じゃないの!?)。古代ギリシア悲劇の「アリアドネ」がいわゆる「劇中劇」という形で展開されます。プロットはと言うと、ある富豪の邸宅でオペラ・セリア「アリアドネ」を上演することになっていたのだが、主人の鶴の一声で、余興に用意していた喜劇も同時にやってしまおうというハチャメチャなお話です。「アリアドネ」の作曲家は慌てて自分が書いたスコアの一部を削除、喜劇団も自分たちの出番を「アリアドネ」のどの場面に持ってくるかで大騒ぎ。一幕は作曲家と喜劇団のいざこざがメインで、二幕が「アリアドネ」の上演になります。昨日の大目玉はなんと言ってもコロラトゥーラ・ソプラノ(ソプラノの中でも最も高音域)のDiana Damrau(ドイツ出身)によるツェルビネッタ(Zerbinetta, 喜劇団のリーダー)でしょう。正直ビックリしました。美しいのは言わずもがな、人間の声であれほどの軽妙かつ巧妙な音楽が表現出来るのかと驚愕しました。こちらの新聞の演奏レビュー欄で、よく目にするのは"sounds learned, but does not sound intuitive at all" (よく訓練された音ではあるが、演奏者の感性・本能から湧き起こる音とは程遠い)というような「酷評」です。残念ながら、日本人の演奏者に対してよく書かれます。昨晩のコケティッシュ・ツェルビネッタは、まるですべてが即興であるかのような自然な表現でした。これからもっともっとオペラにはまりそう。。。(微笑)

旅行報告の方は、まだ続きます。

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2004/06/22

最後の晩餐、見ました。

ミラノ滞在最終日に、「最後の晩餐」で知られるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会(Chiesa di Santa Maria delle Grazie)に行ってきました。
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「最後の晩餐」を見るためには、少なくとも一ヶ月前からの予約が必要ということで、私たちがWebでチケットの検索をしたときには時すでにに遅し。どのサイトも入場チケットは売り切れの一文字・・・。
が、なんと行ってみると、ガイドはイタリア語のみであったものの、見ることができたんです!観光シーズンをはずしたのが正解だったのでしょうか。本当にラッキーでした。しかもインターネットで予約するような手数料も発生せず、なんともお得な思いをしました(笑)。残念ながら生写真はお見せできません。
この絵は、教会の壁に描かれたフレスコ画で、立体感を表現したかなり大きなもの。ダヴィンチが43歳の頃から手がけ、3年で完成したという代物で、今残っているこの絵は20年もの時をかけ修復されたのだそうです。光と影、色彩ともに、とてもバランスのとれた美しい絵でした。

この食堂の隣には、教会本体があります。内部の装飾もとても美しく、目を奪われました。
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2004/06/21

ドゥオモは工事中。

スイスのローザンヌから列車でミラノ・セントラル駅まで3時間少々。そこから地下鉄で数駅いったところが、ドゥオモ。
一旦ホテルにチェックインし、早速ドゥオモの広場に向かいました。
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しかし・・・
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な、な、なんと・・・。正面は工事中。こういった歴史的建造物は何年もかけて修理をするので、どこかしら工事をしているというのは常なのですが、正面って!すっかり幕に覆われてしまったドゥオモの正面を見ながら、「ま、しょうがないか・・・」とすっぱりあきらめ、内部へ。
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教会内部はもちろん美しいのですが、ドゥオモはその建築の美しさにある、と、やはり上ってきました。今回はエレベーターで(笑)。
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イタリアのゴシック建築の最高峰と謳われるだけあり、その細部に渡る工夫がいたるところに光ります。建物自体が、美しい彫刻の作品のようで、イタリア人の芸術にかける情熱と神経の細やかさを感じました。
建物上部に、空に伸びるようにそそり立つ尖塔は全部で135本。そして、建物のいたるところにある彫像は、なんと2,245体もあるそうです。

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2004/06/14

フォルクスオーパ: 庶民的オペラ

ウィーン滞在中に、フォルクスオーパというシアターでモーツアルトのドン・ジョバンニを観賞しました。この劇場では、国立オペラ座などに比べて、もっと気軽にオペラやオペレッタ、ミュージカル、バレエなどを楽しむことができます。
ホテルでとてもいい席を用意してもらったので、大満足。

面白いことがありました。音楽の都ウィーンならではというのでしょうか・・・。

フォルクスオーパのような劇場は、まだ経験も浅く、これから国立オペラ座を目指している若手が出演する場所とのこと。つまりここはオペラ座デビューのための若手役者の登竜門なわけで、彼らはプレッシャーと戦い真剣勝負で舞台に臨みます。そして、このドン・ジョバンニも例外ではなかったようです。準主役のテノールが、第一幕の中でも終盤に差し掛かる盛り上がりの途中で歌を辞めてしまい、本当ならば、拍手喝さいを浴びる場面で変な沈黙が続きました。それとともに「プスー」というブーイングがどこからとも無く聞こえました。彼は、第二幕にも登場したものの、最後のカーテンコールでは舞台に戻ってきませんでした。彼が歌を途中で辞めてしまった原因は、単に声が出なくなったのか、プレッシャーに押しつぶされたのか分かりかねますが、理由は何であれ、結果に対するブーイングが目に見える形で観客から突きつけられるとは、ウィーンならではの厳しい世界だと実感しました。日本ではありえないことでしょうね。

ウィーンといえばオペラの歴史も長く、この国の生活や文化にしっかり根付いているわけで、演じる側も見る側も妥協を許さないんですね。そこに、自分たちの持つ伝統や質を守り続けようとする、この国の人たちの「気概」のようなものを感じました。

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2004/06/13

ウィーン国立オペラ座

国立オペラ座も、館内ツアーを用意していました。これにも参加。言語は、英語、フランス語、スペイン語しかありませんが、ご興味のある方は館内を見るだけでも十分楽しめるでしょう。
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会場の天井に輝くライト。天井が馬の蹄を形作っていることで、マイクを使わない歌手の声をより響かせることができるとのことでした。
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客席には翻訳パネルがありました。
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この夜のオペラは、ロッシーニの「L'Italiana in Algeri (アルジェのイタリア女)」。その舞台の準備を見ることができました。このオペラ座の舞台はかなりの奥行きと高さがあるので、舞台装置の工夫もやりがいがあるでしょうね。実際、長く続く階段やら奥行きを要する舞台など、実に立体感のある舞台表現が可能だそうです。
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幕間の休憩(Intermission)では、こんな場所でひと休み。
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そして、会場のVIP席。席によって価格の違いがあります。詳しくは国立オペラ座のページをご覧ください。
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今回はスケジュールが合わず残念でしたが、演目のいいときに合わせて、ぜひまた来たいと思います。

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2004/06/12

シェーンブルン宮殿

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これがシェーンブルン宮殿の入り口前広場です。この日も多くの観光客でにぎわっていました。淡い黄色の概観に包まれたこの宮殿は、女帝マリア・テレジアやその16人の子供たちも、ここを夏の宮殿として利用しており(つまり、マリー・アントワネットも、フランスに嫁ぐ15のときまで、この宮殿を利用)、皇帝フランツ・ヨーゼフはここで生まれ、68年の生涯を過ごしました。黄色という色は、オーストリアでは高貴な色なのだそうです。
モーツアルト(Wolfgang Amadeus Mozart1756-1791)が初御前演奏をしたのも、この宮殿だそうですよ。

また、米元大統領J.F.ケネディと旧ソ連書記長フルシチョフの会談が行われた場所としても有名です。

宮殿までは、ウィーン中心部から地下鉄で10分ほど行ったところにあります。広大な敷地面積と美しい庭が印象的でした。宮殿内部のツアーがあり、大きな携帯電話のような館内案内用マシーンを手に、宮殿内をまわりました。私たちが見たのは、主にフランツ・ヨーゼフ皇帝とエリザーベト皇后の生活とその頃の宮殿の様子ですが、彼らの人間くさい部分を知ることができ、非常に有意義なツアーでした。

残念ながら、建物の中は撮影禁止となっていたため、内部の写真はありません。その代わりに、宮殿外の景色をご覧ください。
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とにかく広い・・・。庭園の奥の高台に見えるのは、グロリエッテ(高さ約20x幅約80m)。戦いで亡くなった臣下たちを忘れずにおこうという気持ちで建てられたものです。あそこまでいくにはゆうに20分はかかります。それほど広いんです。

shonbrunn_garden2.jpg

写真には収められませんでしたが、宮殿敷地内には、動物園や温室、迷路、また日本庭園などもあります。

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2004/06/11

フェルメールの絵が、ない!?

今回のウィーン旅行で、楽しみにしていた観光の一つに、美術史博物館があります。ここは「Turmbau zu Babel(The Tower of Babel:バベルの塔)」で有名なブリューゲルやルーベンスなどで知られています。
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ここには、フェルメールの「Die Malkunst(The Artist's Studio:画家のアトリエ):1665-1666」があるということで、楽しみに入場したのですが、館内地図を見てその1枚があるべき場所に行ったのにもかかわらずその絵は無く、代わりに博物館館長の手紙が貼ってありました。
Vermeer.jpg

なんとこの絵はいま日本に・・・。今は東京だそうですが、7月から11月まで神戸のフェルメール展に貸し出されているのだとか。ちょっとがっかり。というかかなりがっかり・・・。私が帰国しても日本にあるので見ようと思えば見られるのですけどね。しかも神戸で。あ~、混んでるのかなぁ・・・。せっかくこちらにいるときに、ゆっくり見たかったのに。

ちょっとがっかりしたものの、館内の建築の美しさやすばらしい展示品の数々を見て、やっぱり結局は心癒された私です。下の写真は、館内にあるカフェです。素敵ですね。
museum_cafe.jpg

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2004/06/08

ウィーンの教会

今日は、ウィーンの教会や寺院をご紹介します。まずはシュテファン教会(Stephansdom)から。
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ウィーンには、教会や寺院など宗教的な建物は数々ありますが、このシュテファン寺院は、「ウィーンの象徴」や「ウィーンの魂」と呼ばれるほど、この町にとって欠かせない歴史ある建物の一つとなっており、自由に出入りできます。
stephan_inside.jpg

ただし、どの教会も、日曜日の午前中はミサをしているので入場の際には注意が必要です。教会によってはミサ中の撮影を禁止しているところがあります。たとえば、ペーター教会(Peterskirche)はその一つ。
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ペーター教会には美しい絵が飾ってあり、中でも天井に描かれた絵がユニークで、描かれたの洋服の裾がドレープ状に、または壁画から飛び出した書物が、彫刻としてつながっているアートが見られます。これには、ウィーン建築の芸術性の高さを感じました。
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そしてカールス教会(Karlskirche)。ヨーロッパでペストが蔓延し、ウィーンに広まったのは1679年。多くの犠牲者を出したペストを鎮める意味を込め、マリア・テレジアの父であるカール6世が建設の計画したもの。建設の開始が1716年で、完成まで23年を要したそうです。
2本の大きな円柱が特徴であるこの教会は、天井までのエレベータを設置して、建物の頂上から町を眺めることができます。これには別途2ユーロほどかかります。私はあまりの高さに、また床が揺れるため、怖くてエレベーターのその先にある階段にはいけませんでした・・・。
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2004/05/27

芍薬の魅力!

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今週、教室の花材の一つが、この芍薬(Peony)でした。ピンクの八重(Double)で、気品を持ちながらもとっても華やかなお花です。芍薬にはこの他に白、紅色、濃紅色などがありますが、私はこの色がとても好きです。
芍薬は、中国原産の多年草で、ボタン科に属します。品種も多く、以前にご紹介した一重のものもあれば、このように八重のものもあります。花の咲き方もさまざま。和風にも洋風にも使え、とても華のある花です。

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2004/05/23

ヴィクトリア&アルバート博物館

今日のロンドンもとてもいいお天気。
日差しは強かったのですが、ジャケットを羽織らなければ、肌寒いくらいの陽気でした。
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ヴィクトリア&アルバート(Victoria & Albert Museum)博物館に行ってきました。最寄駅はSouth Kensington。入場料は無料です(エキシビションは有料)。
そもそもこの博物館は、若手芸術家やデザイナーを支援する目的で設立されたのだそうで、世界の工芸品や装飾品が集められています。
現在の期間限定エキシビションは、デザイナーのヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivian Westwood)と写真家のビル・ブラント(Bill Brandt)による作品。ウエストウッドの展示は7月11日まで、ブラントは7月25日までです。

ここは、とにかくいろいろな国のいろいろなもので溢れかえっている博物館。イギリス、イタリア、フランスの中世からルネッサンスにかけての美術品のコーナーや英国コレクション(1500年代から近代にかけての王室のコレクション)、アジア・近東のギャラリー、ガラス工芸のギャラリー、銀製品のギャラリー、タペストリーのギャラリーなど・・・。
日本の美術品や工芸品も多く展示してありました。刀や着物、お茶やお香の道具、印籠やそれにつけるマスコットのような根付など、こまやかな細工がなされた工芸品を見て、改めて日本工芸技術の質の高さを感じました。ファッションに興味がある方は、ぜひドレス・コレクションのコーナーを訪ねてください。17世紀から現代にかけてのドレスや帽子が並んでいます。

博物館を出たら、そのまま右に進めば自然史博物館、左に進めばハロッズやハーヴィーニコルズのあるナイツブリッジ界隈に出ます。途中、小さくて小奇麗なカフェもあります。ハーヴィーニコルズを左に曲がればちょっとおしゃれなスローン・ストリート。ここは人通りも少なめで、ゆっくりお散歩できますよ。

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2004/05/20

コートールド・ギャラリー(ロンドン)

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先週日曜日に、サマーセット・ハウス(Somerset House)内のコートールド・ギャラリー(Courtauld Institute Galleries)に行ってきました。サマーセット・ハウスまでは、地下鉄(通称チューブ:Tube)のテンプル(Temple)駅からテムズ川を左に見て徒歩数分、もしくはコヴェントガーデン(Covent Garden)駅から南に向かって10分ほど歩いたところにあります。サマーセットハウスは中心が広場になっていて、噴水が涼しげ。ベンチもいくつかあり、暖かい日は、ゆったりとした時間を過ごせる場所でもあります。

コートールド・ギャラリーの入場料は、一人5ポンド。ちょっと値上がりしましたね。

コートールド・ギャラリー
国家の産業発展に貢献したコートールド・ファミリーの末裔、サミュエル・コートールド(Samuel Courtauld: 1876-1947)氏のコレクション。館内はこじんまりとしてはいますが、内容は実に中身の濃いものが多く、印象派、後期印象派の一流作品が並びます。モネ、マネ、ゴッホ、ドガ、セザンヌ、ゴーギャン、ルノワールなどを含む傑作の数々が展示されています。ピカソの20歳の時の絵も展示してありました。印象派や後期印象派の作品は、主に1920年代に収集されたそうす。このころはまだ、イギリスの人々がフランスの絵画などにほとんど興味を示さない時代。彼は実業だけでなく、イギリスに近代美術を普及させる社会活動も行っており、彼の寄付で英国初の美術研究所がロンドン大学に設立され、彼の収集した作品が寄贈されたのだそうです。コートールドは、この他にもテート・ギャラリーやナショナル・ギャラリーに50,000ポンドの資金提供をしています。

フランスの印象派で有名なコートールド・コレクションですが、中性のキリスト教美術や銀食器のコレクションなども展示されています。
写真は、モネの「花瓶」(Vase of Flowers)。これは、Mallow(Lavatera)、つまりゼニアオイの種類の花を描いたものですが、見ようによっては色調で桃や桜のようにも見えます。私はこの絵に一目ぼれし、大きいポスターを持っています。このほかにもゴッホのSelf-Portrait with Bandaged Earや、マネの「フォリー・ベルジェール劇場のバー」(A Bar at the Folies-Bergère)、セザンヌの「サン・ヴィクトワール山」(Montagne Sainte-Victoire and Renoir’s La Loge)、ルノワールの「桟橋席」など名品の数々。

コートールド・ギャラリー、おすすめです。

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2004/05/11

フェルメール

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フェルメール(Johannes Vermeer: 1632-1675年)は、私の最も好きな画家のうちの一人です。
これは、パリに住んでいたときにルーブルで写した「天文学者」という作品です。

フェルメールといえば、17世紀オランダの画家で、現存する作品点数が30数点とじつに少ないことで知られています。そのうちの2点がルーブルにあり、もう一つは「レースを編む少女」。

フェルメールはVermeerとつづり、英語読みするとヴァーミァー(カタカナなのでうまく表現しきれませんが)と読み、フェルメールの与えるどことなく繊細な雰囲気を、見事に消し去るような音のニュアンスが私には納得できません(といったところでしょうがないのですが・・・)。

さて余談ですが、オランダといえばその国民の平均身長が高いことで知られており、なんと現在でも190cm近くあるといいます。これが、2020年には2m近くになるらしいのです。伸長が高いからといっていいことばかりではないらしく、これが国民的な問題となっているそうで、骨格形成などに影響があるらしく、医者から処方を受けて成長を抑制する薬を飲んでいる人も少なくないとか・・・。

なんでも行き過ぎというのはよくないのですね。

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